アジアンタイヤ ナンカン・ECO-2 +[Plus]のレビューとダンロップ EC203との比較

アジアンタイヤ ナンカン エコツープラス( ECO-2 +)とミシュラン クロスクライメートを比較した記事です。

タイヤノイズや乗り心地、ウエット・ドライグリップなどの安全性、寿命や耐久性について書いています。

アジアンタイヤ ナンカン・ECO-2 +[Plus]のレビューとダンロップ EC203との比較

今回のアジアンタイヤはECO-2＋　一本6000円ほどです。（税別）
以前はダンロップのEC203を使用しており一本あたり9000円で購入しました。
いずれもネットショップ（楽天ショップ）で購入し、量販店で組み込みして頂いてます。（税別）

格安でどちらも組み込んでもらったので1本あたり2500円ほどでバランス・作業料金含め着手してもらいました。
季節落ちなのか在庫掃き出しセールなのかは不明ですが、送料無料時に購入したので上記以外の費用はかかっておりません。

ナンカンエコツープラスの評判・評価

新しいタイヤですが、正直燃費も性能も前回のタイヤと比べて大きく変わりません。夏タイヤなので冬タイヤのように顕著に滑って危険だとかそういう性能は顕著に現れないです。

乗り心地でいえば、少し前回よりゴムの性質が固いような気がしますので段差時の突き上げが少しあるように思えます。例えば高速道路での橋げたなどでは顕著に現れました。ですがそこまで気になるような突き上げでもないです。扁平率も通常なので大した差は感じられました。ドレスアップで扁平率を上げればこのタイヤは前回タイヤと比較するとかなり乗り心地は悪くなるかもしれません。

ロードノイズもパターンノイズも増したような感じはありますが若干程度です。高速道路使用時の運転では少しパターンノイズが高い音で気になる程度でしたが、音楽をかけるとそこまで気にはなりません。後部座席の人としゃべるときは少し煩わしかったように思います。

晴れの日のグリップ感についても、雨天時のスリップ現象なども一度も起きたことはありませんし、むしろ良いくらいです。性能は大きく変わらないように思います。

雨の日（ウエット路面）の安全性　ブレーキ性能

私の感想としては、雨の日におけるECO-2+の性能は非常に好印象です。タイヤがしっかりと路面に接地し、安定したトラクションを提供してくれてるイメージが強いです。また急ブレーキや急カーブなどの状況でも、問題なく走れますし自信を持って運転することができます。パターンの構造上排水性能も高いように思うので、水たまりや滞水箇所でもスムーズに走行できます。

総合的に考えると、ナンカンタイヤのECO-2+は雨の日の安全性において優れたパフォーマンスを発揮し、燃費にも配慮された優れたタイヤです。コストパフォーマンスも高く、おすすめできる選択肢の１つだと個人的には思いますし、おすすめです。

この価格でウェット性能も充実しているのは十分かと思います。

燃費や寿命、コストパフォーマンス

気になったのは燃費性能です。燃費性能については今まで１ｌあたり１０ｋｍ程でしたが、１ｋｍほど下がり９ｋｍほどになりました。

しかしこのナンカンタイヤのECO-2+（Plus）は、燃費性能において優れたタイヤのように思います。カタログから拝見した言葉を使えば「転がり抵抗を最小限に抑える特殊なトレッドデザインと軽量な構造が採用」されているからだとおもいます。その分ロードノイズが大きくなっているようにも思えますが。

私の感想としては、ECO-2+の燃費性能は非常に優れていると思いますが前のEC２０３には負けています。
※ただ車のコンディションなどの状況も若干影響があると思うので一概にはいえませんが定期的に適切なタイヤの空気圧の管理や定期的なメンテナンスも行ってはいますので同じ試験環境下だとおもいます。

あと3年ほどは使用できそうです。1年5000㎞程走行してますが。

アジアンタイヤ ナンカン エコツープラス( ECO-2 +)の総合的な感想　おすすめポイント

総合的にコストパフォーマンスに優れた良いタイヤだと思います。大衆車向けの商品・性能だと思います。

1本6000円は破格だと思いますし、雨天時の性能や安全面から考えて定期的に交換して目減りしていない状況をコスパよく保ち続けられるのは魅力ですね。国産タイヤの上質モデルの半分ほどの金額かと思いますし。

しかしながらラグジュアリー重視のセダンタイプや上質モデルの車に着けるのは乗り心地の面で勿体ないような気もします。車重のある車両だともちろんタイヤの減りも早いと思いますし、なにより見た目がかっこ悪いですよね。わかる人にはわかってしまいますからね。
よって満足度は★３といったところでしょうか。

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