アジアンハイグリップタイヤ ナンカンAR-1のレビューと国産タイヤとの比較
スポンサーリンク

意外と高寿命なアジアンハイグリップタイヤ ナンカンAR-1のレビューと、国産ラジアルスポーツタイヤとを、サーキットに持ち込んで比較しました。

比較対象となる国産タイヤは、DIREZZA Z2☆、PROXES R1R、RE-71Rです。

タイヤノイズや乗り心地、ウエット・ドライグリップなどの安全性、寿命や耐久性について書いています。

安価なSタイヤとして、サーキット専用と割り切る使い方では、コストパフォーマンスやグリップ力に優れたタイヤです。

アジアンハイグリップタイヤ ナンカンAR-1のレビューと国産タイヤとの比較

投稿者のプロフィール・車の使用目的

シンクエさん

地域:愛知県名古屋市
車種:トヨタ ヴィッツRS (NCP91)
使い方:サーキットでのスポーツ走行。・しかし、レースなどの競技には参加しませんでした。
運転の仕方:普段は安全運転。サーキットでは攻める方です。

ナンカンAR-1を購入する前には、

・DUNLOP DIREZZA Z2☆

・TOYO PROXES R1R

・BRIDGESTONE POTENZA RE-71R

などの国産ラジアルスポーツタイヤをサーキット用タイヤとして使用していました。

サイズは195/55R15で、値段としては、ネット通販でR1Rが一本8000円程度、そのほかは12000円程度したかと思います。

AR-1についてはこちらも同様にネット通販で一本12000円程度で205/45R16を購入しました

    ⇑加盟店数No.1の車検の比較・予約サイトで最安値のお店が探せる!  

ナンカンAR-1の評判・評価

Sタイヤレベルのグリップ

国産ラジアルスポーツと比較して、AR-1で感じた良い点としては、やはり強烈なグリップ感です。
今まで感じたことが無いような、それこそSタイヤレベルのグリップを、ラジアルタイヤの価格で感じることが出来ます。

摩耗のしかたがきれい

また、耐摩耗性も国産ラジアルと比較して良いと思います。
サーキットを長時間走っても削れるような摩耗はせず、比較的きれいに摩耗します。

ロードノイズは非常にうるさい

もちろん、半分Sタイヤみたいなタイヤなので、ロードノイズは非常にうるさいですし、乗り心地も堅いです。

おすすめのタイヤ温度や使い方

また、気になる点としては、タイヤのケースのグリップとゴムのグリップが温まっていないとうまくバランスされていないような印象があるところです。

非常に剛性感のあるタイヤなので、特にタイヤが温まってきてからはタイヤ全体のグリップ以上にグリップ感を感じやすいですし、熱ダレにも強い方だと思います。

ターンインを比較的速めの速度で侵入してしまうと、コーナーの途中でグリップが追い付かなくなり挙動が乱れることがあります。
サーキットで使う際には、ウォーミングをきっちりこなしたうえでタイムアタックなりをする必要があります。

雨の日(ウエット路面)の安全性 ブレーキ性能

雨の公道では使わないほうがいい

雨の日ですが、一般道をゆっくり走る場合でも避けるべきかと思いました。

濡れている路面くらいでは怖い思いをすることは全くありませんが、公道の状況は刻一刻と変わるものですし、
ハイドロの危険性があるタイヤではあると思いますので、公道走行用のタイヤを別に用意するべきです。

雨のサーキットでは

サーキットにおいては少なくとも濡れているアスファルト位であればグリップ感はあります。
ゴム自体はレインでもグリップする印象を受けました。

もちろん、これはタイヤ自体のグリップでなんとかなっているだけなので、雨量がある路面では完全に危険です。

本領を発揮するのは温まってから

温まらないと本来の性能が発揮できない+溝が少ないタイヤであることは明らかなので、
例えば冬場であったり、水たまりがあったりするような場所での走行は、避けるべきかと思います。

燃費や寿命、コストパフォーマンス

燃費は案外悪くない

燃費に関しては未知数です。ただ、そこまで悪化しなかった印象があります。
これは、公道をAR-1で走らせる危険性を考えてゆっくり走っていた部分もあるからだと思います。

コスパ最高!練習用にピッタリな摩耗のしにくさ

また、摩耗に関しては国産スポーツラジアルよりは摩耗しにくいと思います。

30分程度の走行枠をガンガン走っても、国産スポーツラジアルの1/3程度しか摩耗していない印象です。
たくさん走らせたい人で特にアンダーパワーの車の人にとっては、コスパが良いと思います。

アジアンタイヤ ナンカンAR-1の総合的な感想 おすすめポイント

サーキット走行専用タイヤとしては最高

サーキット走行専用タイヤとして考えるのであれば、これ以上コスパの良いタイヤは無いと思います。

価格が安いながらも、その強烈なグリップ感や高い耐摩耗性には、国産スポーツラジアルやSタイヤにはない価値があると思います。

公道での使用はおすすめしない

一方で、一般道でも装着するタイヤとしては絶対にお勧めできません。

ロードノイズは非常にうるさく乗り心地も悪くなり、まるで車が変わったような印象を受けます。
また、雨の日に高速道路なんかを走らせるのは明らかに無謀です。

したがって、替えのタイヤをトランクに積んでいける人であれば、このタイヤは非常にコスパが良いのではないかと思いました。

 

>AR-1のサイズと価格を見る

   

日本全国のナンカンタイヤ激安販売店

      いくら通販で安くタイヤを買っても、交換にかかる工賃が高いと意味がありませんよね…     そこで、他店で買ったタイヤや、持ち込みでも工賃が安く、お店に直送で預かってもらえるタイヤショップを厳選しました!     こちらで紹介するお店では持ち込みでも追加料金はありませんし、ハンコックやフェデラルといったナンカン以外のタイヤでも激安工賃で交換してもらえますよ。        
全く同じタイヤでも20,000円以上安くなった理由

アジアンタイヤを取り扱い販売店で、より安い値段で買う方法

 

アジアンタイヤを取り扱い販売店で、より安い値段で買う方法タイヤを交換する際に無視することができないのが、なんと言ってもタイヤ交換にかかる工賃ですよね。

ネットのタイヤ取り扱い販売店の広告にはタイヤ交換工賃が1本数百円という釣り広告が目に付きますが、サイトに行ってよく見てみると車体に取り付けする工賃が別だったり、そもそも16~20インチといった近頃ではメジャーなサイズの場合は工賃が全く安くないことがよくあります。

見に行って損した気分ですよね~

こちらでは、タイヤの交換工賃が1番安い、お近くのタイヤ交換店の探し方を紹介しています。

 

おすすめの記事